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Appier Group (4180) – 第3四半期は低調だったが、EC分野での大きな成果が成長を押し上げる

主なポイント:-

  • 第3四半期の業績は低調だった。為替変動と収益の繰延べが数字を押し下げた。

  • Appierは日米欧で重要な大手ECクライアントを獲得したと思う。

  • adcreative.aiの買収は第4四半期以降の成長に寄与するだろう。

詳細

第3四半期決算は予想を下回る結果となった

  • Appierの第3四半期売上高成長率は25.7%。これは私の予測値35.8%を下回った。

  • 為替変動が成長率を押し下げた。為替影響を除くと売上高は28%成長していたはずだ。

  • Appierの売上高は114億円で、市場予想の117億円をわずかに下回った。

  • Appierの営業利益は10億3000万円で、私の予想値16億2000万円を下回った。

  • 粗利益率は54.1%に低下した。これはAppierが日本・欧州・米国の大手EC顧客向けに新たなAIモデルへ投資したためである。

  • 販売管理費は予想より2億円低かった。

  • Appierの第3四半期末顧客数は2052社で、前年同期比13.1%増加。これは私の予想通りであった。

収益は繰り延べられたが、第4四半期には傾向が改善

  • 東アジアの大手EC顧客が売上高の3~4%を第4四半期に繰り延べた。

  • Appierは第4四半期の傾向が改善し、繰り延べられた収益が現在計上されていると述べた。

  • 顧客当たり平均売上収益(ARPC)は10.7%増加したが、為替変動と繰延収益の影響で予想を下回った。

AppierはEC分野で大規模な新規顧客を獲得

  • Appierは日本、欧州、米国で新たなEC企業顧客を獲得した。

  • Appierはこれらの契約が将来の収益向上に寄与すると述べた。

  • Appierはadcreative.aiの買収により5~10社の新規企業顧客が加わったと説明した。

  • これはAppierがマーケティングチーム向けに強力かつ独自のサービスを提供している証左と考える。

再びキャッシュフローがプラスに

  • Appierは2四半期連続でフリーキャッシュフローがプラスとなったと発表した。

  • これは財務規律の高まりを示していると考えられる。

コストは概ね予想通り

  • 販売・マーケティング費用は私の予測通り。

  • 研究開発費は予想よりわずかに低かった。

  • 既存顧客はAppierへの予算増額を継続している。

  • これは顧客がAppierのサービスが投資収益率を向上させると信じていることを示していると考えられる。

解約率が非常に低い

  • 月次解約率は0.33%まで低下

  • 過去12ヶ月の純収益維持率は120%

  • これは顧客がAppierを利用し続け、支出を拡大していることを示唆



AdCreative.ai買収が成果を牽引

この買収は戦略的に非常に重要だろう

  • Appierはadcreative.aiを運営する企業を42億円+経費4億円で買収した。

  • この取引が重要な理由は:

    • 補完的な広告クリエイティブ事業(AI駆動型自動広告)を追加

    • Appierのエンタープライズ向け提供を強化

    • 欧米での拡大を加速

  • Appierは過大な支払いはしていないと考える。

  • Appierは保有する現金でこの取引を資金を賄い、将来のキャッシュフローに対する自信を示している。

  • Appierは統合が順調に進んでおり、製品提供が市場で唯一無二であると述べた。

  • 大口顧客は今まさにこの種のサービスを望んでいる。

  • この取引のタイミングは絶妙だったと思う。



ガイダンスと中期計画

2025年度ガイダンスは据え置き

  • Appierは2025年度通期ガイダンスを据え置いた。

  • ガイダンスはadcreative.aiを含む売上高成長率34%、買収を除くと27%を示唆している。

  • これまでの実績に基づき、同社は第4四半期の売上高成長率が35%超になると予想していると推察する。

  • 為替調整ベースでは、計画通り進捗していると考えられる。

  • 第3四半期の26%成長から大幅な加速と見られる。

売上総利益・営業利益のガイダンスは達成可能

  • ガイダンスの売上総利益252億円(利益率55.3%)。

  • 第3四半期の多額の投資を考慮すると、これは妥当な水準と考える。

  • Appierは営業利益41億円をガイダンスとして提示しており、内訳は以下の通り:

    • M&A関連費用:4億円

    • adcreative.aiによる損失:3億円

  • 為替影響を除くと、ガイダンスは営業利益約35億円を示唆している。

  • 市場予想はより高いものの、達成可能と考える。

2027年中期目標は据え置き

  • Appierは2027年売上高700億円超という目標を維持した。

 

  • Appierは営業利益90~110億円の目標を維持した。

  • Appierは米国・欧州の収益比率が2024年の19%から2027年には25~30%に拡大すると予測している。これは私の予測値24%を上回る数値である。

 

  • Appierがこの目標を達成すれば、高ARPC企業の顧客比率がさらに高まる見込み。


当社に対する見解

  • Appierは、EC、ゲーム、デジタルコンテンツをはじめとする世界中の企業向けにAI駆動型デジタルマーケティングを提供している。  手動プロセスと比較して約20%のコスト削減を実現。最大の顧客は韓国のCoupang。

  • 第3四半期の業績が振るわなかったのは、為替変動と繰延収益の影響によるものと考えられる。

  • 市場は短期的にネガティブに反応する可能性があるが、投資家にとっては好機となろう。

  • 大手EC顧客の獲得により、第4四半期以降から成長が加速すると見ている。

  • Adcreative.aiはAppierの競争力を強化し、新たな需要を創出しよう。

  • Appierは2025年と2026年に売上成長を加速させられると考えている。



David.


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