Sony Group (6758)-ゲーム部門の好調が第3四半期を牽引、今後さらなる上昇余地あり
- David GIBSON
- 1月16日
- 読了時間: 5分


主なポイント:-
ゲーム部門は第3四半期も好調:ソニーの第3四半期業績は市場予想を上回ると見込む。自社開発タイトルとサードパーティ製ゲームの販売が牽引。
センサー需要は堅調維持:第3四半期もスマートフォン向けセンサー需要は強い。円安が売上と利益を支える。
音楽部門の伸びは鈍化、TV部門は改善:第2四半期の音楽部門の好調は第3四半期には再現せず。TV・エレクトロニクス部門の業績は予想を上回る見込み。
PlayStationのライフサイクル延長:ソニーはPS5のライフサイクルが長期化すると見ている。PS6の発売は多くの予想より遅れる見込み。
詳細
第1四半
ゲーム&ネットワークサービスは第3四半期も堅調を維持
第3四半期の売上高は1兆8000億円、営業利益は1600億円を見込む。
市場予想は私の見解よりも低い。
ソニー製ゲームソフトとサードパーティ製ゲームソフトの好調な販売が第3四半期の業績を支えたと見る。
ソニーはホリデーシーズンにPS5の値引きを実施した。この値引きは事前に計画されていた。
新作・人気ゲームが第3四半期のハード・ソフト需要を支えた。
第3四半期のPS5販売台数は850万台と予想。
第3四半期のソフト売上は前年比で成長を継続。
ソニーはPS5のライフサイクルが前世代より長くなると見ている。
この見解に基づき、PS6の発売は2028年以降となる可能性が高い。
メモリ価格の上昇は、在庫があるため、短期的には業績に影響しない。
メモリコストの上昇は2027年3月期に問題となる可能性がある。
ソニーは将来的にコスト上昇分を顧客に転嫁する可能性がある。

利用データによると、PS5のアクティビティは引き続き過去最高を更新している。
ソニーはハードウェアの販売拡大よりも、アクティブユーザーを維持することに注力している。
ソニーがハードウェアの拡充を過度に遅らせれば、長期的なリスクが生じると見ている。
イメージセンサーの需要は堅調を維持
ソニーは第2四半期の需要には顧客からの先行発注分が含まれていたと説明した。
ソニーは第3四半期のセンサー需要について慎重な見方を示した。
スマートフォン出荷予測は第3四半期が第2四半期を上回る成長を示唆している。
このデータに基づき、第3四半期も需要は堅調に推移すると予想する。
センサー部門の第3四半期売上高は14%増と予測する。

円安はこの事業の収益と利益を支える。
第2四半期から小幅な低下はあるものの、営業利益率は高水準を維持すると見込む。
ソニーはこの部門において成長性と収益性に注力することを確認した。
主要顧客(Apple)への供給変更には長期間の事前通知が必要となる。
主要センサー供給関係が短期的に失われることは想定していない。

音楽分野の成長は第2四半期のピーク後に減速
音楽分野の売上は第2四半期、大ヒット映画とモバイルゲームの成功により大幅に増加した。
これらの一時的な要因は第3四半期に同水準では再現されない。
第3四半期の音楽分野の売上成長率は第2四半期と比較して減速すると予想される。

円安は当部門の利益をある程度支える。
今年度、ソニーはPeanutsブランドに対する支配権を強化した。
この投資は音楽分野の長期収益を支える見込み。
映像とテレビ番組のタイミングはまちまち
ソニーは第3四半期に大型タイトル映画を公開しない。
映画収益は第4四半期に再び改善する見込み。
テレビ番組制作も第3四半期より年度後半に改善傾向。
エレクトロニクス・テクノロジー部門は予想より堅調
ソニーは第3四半期開始時点でテレビ市場を慎重に見ていた。
外部小売データは年末商戦需要が予想を上回ったことを示唆。
関税は年末商戦時期の影響で第3四半期のコスト増加要因に。
通貨安がこうしたコスト圧力の一部を相殺。

全体的な収益見通しと為替支援
金融サービスを除く第3四半期の営業利益は4,400億円と予測する。
この結果は概ね市場予想と一致する。
円安は下半期の収益に上方リスクをもたらす。
ソニーは業績見通しにおいて保守的な為替レートを前提としている。
実際の為替レートは依然として会社の想定よりも有利に推移している。
現在の傾向を踏まえ、ソニーは第3四半期決算時に通期業績予想を上方修正すると予想する。

David
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