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Nexon(3659)-第4四半期は『ARC RAIDERS』が牽引し予想を上回る見込みだが、利用率はピークに達した

主なポイント:-

  • 第4四半期の営業利益は予想を上回る見込み。

  • 『ARC RAIDERS』の販売台数は計画を上回っている。

  • プレイヤーのエンゲージメントは高いが、関心は間もなくピークに達する可能性がある。

  • 予想は上方修正されたが、利益率と変動性は依然として懸念材料である。

詳細


1.第4四半期営業利益は予想を上回る見込み

  • ネクソンは第4四半期の売上高成長率を+49%~+62%と予想しており、私の事前予想+29%を大幅に上回る。

  • ネクソンは第4四半期の営業利益を217~319億円と予想しており、50億円の一時利益を除くと、私の以前の予想をわずかに上回る。

  • マーケティング費用が予想より高いため、営業利益の上昇幅は限定的だ。

  • 北米・欧州の予想売上高316~358億円は、主に『ARC RAIDERS』の影響で、私の予想195億円を大幅に上回る。

  • 予想を更新した結果、第4四半期の営業利益は337億円と、会社予想範囲を上回ると見込む。

2. 『ARC RAIDERS』の業績は計画を大幅に上回る

  • ネクソンは第3四半期決算で『ARC RAIDERS』のピークCCUが70万人超と報告。その後、SteamデータがPC版ピークCCU48.2万人を示しており、コンソール版は約24万人と推測される。

  • ゲームは11日間で400万本を販売し、四半期末までに500万~550万本に達すると予想される。

  • 現時点のデータでは、世界販売本数は既に500万本近くに達しており、予想を上回っている。

  • 私の最新予想では、第4四半期の販売本数は600万~650万本となり、会社予想を100万本上回る見込みだ。

  • 『 Call of Duty』などの競合シューティングゲームに対する否定的なレビューが競争圧力を軽減した。

  • 『ARC RAIDERS』はゲームプレイの質と強力なバイラル効果により勢いを構築した。

3. プレイヤーのエンゲージメントが極めて高い

  • PSN Trackerによると平均プレイ時間は2時間11分で、『Battlefield 6』の1時間34分を大きく上回っている。

  • 初期プレイ期間のエンゲージメントレベルは、1000万本販売を達成した『Monster Hunter Wilds』と類似している。

  • Googleトレンドによると、米国での関心は非常に高く、『Battlefield』や『Call of Duty』を上回る関心度を示している。

  • 現在のトレンドは頭打ちの兆しを見せており、今後の勢いが鈍化する可能性がある。

4. プレイヤー離脱リスクは依然として存在する

  • Games Businessのデータによると、ARC RAIDERSのプレイヤーはさまざまなタイトルから流入している。

  • Call of Dutyからの流入は、PS5版では11%、Xbox版では13%に留まる。

  • ARC RAIDERSは主にSkate、Helldivers 2、Borderlands 4といった近作からのユーザー獲得が中心となっている。

  • この傾向は、ARCが頻繁にゲームを切り替えるプレイヤーを引き付けるため、長期的な定着が困難であることを示唆している。

  • 新作ゲームリリース時のプレイヤー離脱リスクは依然として高い。

5. Embarkはゲームの寿命延長に取り組んでいる

  • EmbarkはTHE FINALSの教訓を活かして定着率向上を図ったと述べた。

  • 有料・無料DLCによるエンゲージメント維持を計画中。

  • 四半期ごとのプレイヤー復帰促進には、装飾アイテム購入と季節イベントが活用される見込み。

  • 収益はローンチ時に最も高くなるが、ローンチ後の安定した売上は第1四半期まで継続する可能性がある。

6. 業績予想変更と中期見通し

  • 予測が上方修正されたのは、ARC RAIDERSの売上が予想を大幅に上回ったことと、来年のワールドカップ開催による追い風によるものである。

  • 2026年度通期の営業利益は、Embarkに新作ゲームの発売予定がないため、前年比で減少する見込みである。

  • 利益率は引き続き圧迫されており、長期的な収益に対する全体的な期待感を減退させている。

  • 利益率の改善も伴えば、より高い成長率はより魅力的となるだろう。

7. 当社の見解

  • 第4四半期の業績は、会社計画を上回る見込みです。

  • ARC RAIDERSは明らかなヒット作であり、ガイダンスを上回る実績を上げています。

  • ユーザーエンゲージメントは堅調ですが、変動性が依然高く、継続利用率のリスクは残っています。

  • 利益率は圧迫されており、現時点での上昇余地は限定的です。

  • より前向きな見通しを得るには、持続的な収益の強化と利益率の改善が同時に必要となります。



David.


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