Rakuten (4755) - 第2四半期は予想通り、モバイル契約者数の伸びは依然として厳しい
- David GIBSON
- 2025年7月22日
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主なポイント:-
SensorTowerのデータによると、第2四半期の楽天モバイル契約者数は第1四半期と同水準の伸びとなり、市場にとって失望材料となる見込み。
ASTスペースモバイルの現在の株価は楽天にとって1株あたり124円相当である。
詳細
モバイル - 楽天モバイルは第2四半期の純増数が第1四半期の31万人から改善すると予想していた。しかし、SensorTowerのデータによると、純増率は前四半期比横ばいで、2025年12月までに1000万契約を達成するという会社計画は依然として困難に見える。6月にドコモなどが料金値上げを実施したことで、楽天は契約者獲得の競争優位性を高められる可能性があるが、現時点では明確ではない。ARPUはデータ使用量の増加により四半期比で上昇し、この傾向は第2四半期以降も継続する見込み。

インターネットサービス-楽天は第2四半期のショッピングGMVが1桁台半ばまで改善すると予想。JCB Nowのデータによれば、成長率は第1四半期と同水準となる見込みであり、したがって結果は私の予測を上回る可能性がある。

フィンテック - トレンドは第1四半期と同様の見通し。カード事業は金利上昇の影響で苦戦が続く一方、銀行部門は恩恵を受ける見込み。
ASTの上昇余地 - 同社が保有するAST株式15%は取得原価で計上されているが、現在の時価総額は2,660億円(1株当たり124円)!ASTはStarlinkの真の代替手段として台頭し、2026年末までに60基の衛星打ち上げを計画。Vodafoneとの最近の契約やEUでの展開可能性は好感されている。
営業利益は121億円と予想(コンセンサス129億円)で驚きはない。モバイル部門の営業利益はARPU改善により前四半期比小幅改善の△47億円(前四半期△51億円)を予測。インターネットサービス部門の営業利益は第1四半期の132億円から208億円に増加する見込み。フィンテック部門は前期比横ばいと予想。
事業構成を踏まえ、市場は引き続き複合企業としてのディスカウントを適用する可能性あり。資金調達問題はほぼ解消済みだが、株価上昇のきっかけは見出しにくい。成長産業で良好な成長を実現し始めた点を評価し、同社を「A」格付けとする。
David
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