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Sony (6758) - 大作ゲームがPS5を押し上げる

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主なポイント:-

  • 今後の大型PS5ゲームの発売が販売を押し上げる見通しです。

  • GTA 6』が最大のけん引役となります。PC版の発売は後になり、Xboxの勢いも落ちているため、ほぼPS5独占の発売になります。

  • 映画『鬼滅の刃』が世界的に大ヒットしており、ソニーの利益を押し上げる要因となるでしょう。

  • ソニーの業績ピークは2027年度と予想しています。ただし、コンソール価格が高く、長期的には需要が減少するリスクを懸念しています。

  • 格付けを「B」から「AA」に引き上げます。



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詳細は以下をご覧ください



大型タイトルがPS5を牽引

  • 主要PS5タイトル:Ghost of Yōtei(10月2日)、バトルフィールド6(10月10日)、バイオハザード レクイエム(2026年2月27日)、GTA6 (5月26日)

  • 私の販売数予測:バトルフィールド6は1500万本以上、GTA6は2000万本以上

  • ソニーはこれらのサードパーティ製ゲーム1本あたり約7ドルの利益を得る。バトルフィールド6とGTA6の合計で約2億4500万ドル(360億円)の利益が見込まれる。

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  • 2027年度のPS5販売台数予測を1500万台から2000万台に上方修正。 

  • GTA 6は当初PC版を発売せず、Xboxプラットフォームは苦戦中。これがPS5に大きな追い風となる。

 

利用動向は複雑   

  • PS5の利用率は上昇中、PS4も依然として大規模なプレイヤー基盤を維持。

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  • 一部PS4ユーザーがNintendo Switchへ移行すると予想。Switch 2への開発者サポートは増加傾向が続く一方、Xboxは弱体化。 

  • 1日平均プレイ時間は緩やかに減少。ゲーム購入は増加するもプレイ時間は減少。これは長期的な懸念材料。


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価格リスクは後々発生  

  • PS5価格はコスト上昇と米国関税により全世界で10%上昇。 

  • 高価格は懸念材料だが、GTA 6発売後まで顕在化しない。 

  • GTA 6+PS5バンドルは2027年3月期に700万台超販売見込み

 

PS6前に収益ピーク    

  • PS5とゲーム&ネットワーク事業の収益は2027年3月期にピークに達すると予測。   

 

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  • プレイステーション6の登場が近づく2028年度には減益の可能性が高い。     


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鬼滅の刃が世界的ヒット

  • 劇場版「鬼滅の刃 無限城編」は9月12日以降、興行収入6億200万ドル以上を記録。  

  • クランチロールが新たな漫画サービスを開始し、アニメブランドの強化に寄与。 

  • 米国は非米国映画への100%関税導入を検討中。カナダや英国の制作に打撃を与える可能性あり。   

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  • ソニーは多くの映画を米国で制作しているため、影響は限定的と見込まれる    

    • ただし、アジア制作のアニメは収益が圧迫される恐れあり

予想の上方修正

  •  ゲーム、イメージセンサー、映画分野の好調を受け、2026年3月期営業利益予想を+8.8%、2027年3月期を+15.1%、2028年3月期を+10.8%上方修正しました。

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  • ゲーム事業の展望改善、関税影響が予想より小幅、チップパッケージング需要によりサムスンからのイメージセンサー脅威が予想より低減する可能性を踏まえ、格付けを「B」から「AA」に上方修正。

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• AAA – 成長産業において最も強い収益・利益成長見通し

• AA – 成長産業において良好な収益・利益成長見通し

• A- 緩やかな成長産業において良好な収益・利益成長見通し

• B- 緩やかな成長産業において緩やかな収益・利益成長見通し

• C- 低成長産業において低い収益・利益成長見通し

• D- 成長のない業界では収益・利益の伸びがない


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